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2013年4月13日土曜日

入院中の思い出

急性期から回復期までお世話になった病院での思い出。

自分の置かれている状況にようやく認識が出てきた頃
妻の面会がとても嬉しかった。
嬉しいのに、文句を言ってしまう・・だめな奴であるオレは。
面会時間ギリギリまだいてくれて、帰りは病室から車に乗るのを
最後まで眺めていた。今でも思い出すと涙が出てくる。
感謝と共に、寂しかった・・


結婚して11年が経過した2012年にこのような大病をするなど
想像もしていなかった。
自分も辛いが妻はもっと大変だっただろう。

発症から8ヶ月が経とうとしている。
発症時から比べれば、見た目は健常者と見分けはつかない。
2本の足でちゃんと歩けてる、筋トレできてる、週2回ながら
通勤もできてる、車の運転もできる。
ただ、自分にしか分からない障害がある・・
100%の身体にならずとも、せめてめまいだけでも回復してほしい。
そして、心から笑っている自分に戻りたい。

収入も大幅減。支えてくれている妻は今迄以上に激務をこなしている。
オレにあたる事もある。
健康な頃は、言い返していたが、今は何も言えない・・ 
これも試練か・・

今日は夕飯に鍋を食べた。
味覚障害があると食も進まないが、豆腐の味がした・・
正直嬉しかった。
小さな喜び、小さな回復・・小さな積み重ねか・・
そんな4月のある日であった。

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