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2013年3月22日金曜日

発症から2ヶ月目の症状 2012年10月上旬


早くも2ヶ月経過

この時点での症状

・物が2重に見える
  段々改善。めまい(右から左にながれるような)に変る。運動会で行った棒回しの様
  歯磨き中に激しいめまいあり。MRIを受けるも異常なし、問題なしとの事。

・片側温痛覚障害
  改善なし

・味覚障害
  改善なし

・平衡感覚(右側に引っ張られる感覚)
  改善なし

・右半身麻痺
  筋肉の強ばりは改善なしだが、日常生活上では大きな障害ではない。
  トイレ、食事、パソコン等の動作・作業に問題なし。
  握力、右:25kg 左:32kg

・頭痛
  ひどくはないが、全体的に重たい感じ

・耳鳴り
  脳幹障害の場合、発生するとの事。
  言われれば、耳鳴りしてるなぁ~と。あまり気にならない。

リハビリも地味な筋トレのお陰か、インナーマッスルが着いた様な気がする。
歩きも不安定ながら、だんだんと距離を伸ばすが、安定感を出す為、腰を入れて
歩く事を指導される。ゴルフスイングと同様な腰の入れ方を見せた所、Good!との
見解。ゴルフがむしょうにしたくなる。
歩行器を渡されるが、激しいめまいが時折ある為、安全を期して使用せず。
今にして思えば、早めに使用すべきであったが。

天候が悪いと、体調もおかしい。健康な頃は全く感じたことがない感覚。
めまいも激しくなるよう。
特に気圧が下がると体調にも影響か。
入院していた病院が自宅からも遠いこともあり、10月17日に転院を決断
9月中旬から回復期病棟に移動。
相変わらず、院内を車椅子で暴走。看護士さんに日々怒られるが、動く=リハビリ
やめるつもりはございませんので!

体重も72kgに!2ヶ月で10kgも減量。今までの生活習慣の悪さを改め実感・・・


記:2013年3月某日

本格リハビリ開始 2012年9月上旬


本格的なリハビリがスタート(理学・作業・言語)

まずは、弱った足腰のリハビリ

平行棒を使用した歩きからスタートとベット上での筋肉トレーニング

歩き)
愕然とするほど、出来ない。平衡感覚障害の為か右側に引っ張られてしまう。
車椅子では両足は動いていたのに・・ショック。両手で必死に平行棒につかまる。
頭はまだ健康な頃の自分を想定していただけに、引きつった笑いで見学の
女房には動揺をごまかすが。
しかし、落ち込んでもいられない。努力あるのみ。
リハビリ以外の時間や夕食後も自主トレを行う。
身体を動かしていないと、気分が落ち込んでしまう事もあったので、ともかく
毎日、動いていた。
おかげで、車椅子から立つ(何かにつかまらず)動作は問題なくできるように。

言語の診断は問題なし(多少しゃべりずらさはあったが)
ただし、脳梗塞の場合は例外なく知能指数を図るため、行う。

9月中旬頃から、10m程度であれば不安定ながら歩くことが出来るように。
病棟は未だ車椅子であったが、トイレも自立。オマル、尿瓶から卒業。

記:2013年3月某日

なぜ自分が 2012年9月上旬


なぜ自分が。。。自問自答

血管が乖離する位激しい運動はしていない。
あえて言えばゴルフのスイングか?
重たいバットをブンブン振っていたからか?
その程度で破れる血管なのだろうか?

脳梗塞そのものは生活習慣が要因
まず、体重。
入院時82kg。立派な中年太りである。
食事は外食も多く、魚類はほとんど口にしなかった。
煙草も20本/1日 ちなみにメンソール
運動は通勤、営業以外ほとんど行わなかった。週1回のゴルフ練習と月1回~2回のラウンドがせいぜい。

結局、体重は2ヶ月で72kgまで落ちる。(35歳当時の体重になる!)
タバコも病院では吸えないので、自然とやめれた。
運動は車椅子でもあったので、転院までは簡単な運動のみ

9月から入院病院での本格リハビリが始まる。

記:2013年3月某日

リハビリ開始 2012年8月下旬


後から知ったが、脳梗塞による麻痺等の回復には早めのリハビリが必要との事。
一般的に発症から6ヶ月で脳は機能しない部位を切り捨てると。
幸いにも両手足は動くようなので、この時点では、以前の健康な身体に戻ってくる
自分を想像していたが。

リハビリ初日はベット上で背中の神経刺激のみ。
右に向くと激しいめまいがある事もあり、1週間程度はベット上でのリハビリのみで
あったと思う。
担当は同じ名前の若いにーちゃんだったが、実に熱心に対応してくれた事に感謝!!

妻も連日、病院へ来てくれる。近くのホテルに泊まったり、下手な運転で来てくれたり。
大変な思いをさせてしまった事に、感謝の言葉が見つからない。
有難う・・・
ただし今は一刻も早い回復を目指す事だけに集中したい。

記:2013年3月某日 東京は桜開花の日

椎骨動脈乖離による脳梗塞との診断 2012年8月下旬


絶対安静から早くも20日。MRIの再検査を行う。
脳幹梗塞に広がりはなしとの検査結果。
正直に嬉しかった。泣いた。妻も安堵した様子。

症状についても詳しく聞く。
直接的原因は「椎骨動脈乖離」
この乖離により、破れた破片が詰まったか、血管がつぶれ一時的に血流が
途絶え脳梗塞になったとの。
動脈は3層になっており、その一番中の内膜が破れる事がある。
45歳以下の比較的若い内になる事が多く、マッサージや美容院での洗髪
激しい運動等でなるケースが多く、最近増えているとの事。
なぜ私が乖離したのか?ストレス?肥満?運動不足?無理なゴルフスイング?
医師曰く捻転が生じるような動作が原因とも思えると・・
ゴルフは当面禁止・・トホホ

梗塞について
小脳梗塞は2箇所であるが、分からないくらい
問題は脳幹梗塞。ワレンベルグ症候群とも診断される

2012年8月下旬時点での症状
・物が2重に見える
・片側感覚異常
   右顔面に麻酔を打ったような感覚
   左側首から下に温痛感覚異常
   温覚
     お湯の温度が分からない。油の様に感じる
     風呂につかる事が気持ち悪くなり、現在(2013年3月時点)でもシャワーのみ
     入院期間を通して、風呂に浸かったのは、一回だけ。
   痛覚
     痛さが、痒い様に感じるか伝わらない。実際、足の指を殴打し、爪の下に
     血豆ができたが、全く痛くない

めまい
   寝た状態で右側に向くと激しいめまい(上下左右が分からなくなる位)
   体感失調と言われる。

運動機能
   低下により歩けないが車椅子を使用し両足で漕ぐことは可能

右半身麻痺
   動作はできるが、筋肉がこわばった様な感じでぎこちない
   箸は使えるが、細かい動作がやりにくい

味覚障害
   甘い、辛い、しょっぱい等は分かるが、風味が全く感じない
   例えて言うなら、カレーを食べてもカレーの味がしない!
   だから、何を食べても上手いと感じていたのか??

しゃっくり
   漢方で緩和されている。

脳幹梗塞が大事に至らず、現状では上記のような症状で済んだ事はラッキーとの事
医師も「運が良かった」「ラッキーでした」を何回も繰り返していた。

ほぼ3週間ぶりに風呂に入る。動けないのでストレッチャーに横たわりながら入る。
病人であることを実感するが、気持ちよかった。

記:2012年3月某日

闘病生活がスタート 2012年8月8日から中旬

母、義理の兄も駆けつけてくれる。
相当に心配している。
父も脳系の病気で亡くしている為、自分自身も心配。

発症から翌日以降シャックリが止まらない。脳梗塞患者には多いとの事。
カキの葉を煎じたお茶を処方される、2日~3日程度で収まる。

夜中にうなされて起きる事が続く。
遣り残した仕事が心配。(我ながら関心)
未だ脳梗塞になった自分が信じられないのか・・

食欲はある。何を食べても美味しいと感じる。
既に右側に麻痺が出ていた事もあり、妻が食べさせてくれる。感謝。
3日目から、おにぎりや、串刺しにした食べ物になる。
麻痺した右側に病院側から提案。お陰でムシャムシャ食える。

・・新たな症状が出ている事に、この時点では分かっていなかった。

妻が過労で、自宅にて急激なめまいに襲われ入院・・愕然となる
どうしよう。。俺は何もできないではないか。情けない。なんとかせねば。
友人に電話し、脳梗塞で倒れた事、妻も過労で倒れてしまった事を伝え
更なる何か問題があった場合、助けて欲しいことを伝える。
友人の存在の大きさに感謝。
品川の病院に一泊し翌日退院できたので安堵したが、過労になるぐらい
迷惑をかけてしまった事に、胸が痛い。すまない・・

2週間の安静は結局20日に渡る。
トイレにもいけず、1週間ぶりにオマルに脱糞・・すっきりしたが、最悪の気分。
看護士さん、ヘルパーさんの優しさに感謝

記:2013年3月某日

突然の脳梗塞発症 2012年8月6日

前書き
2012年8月6日 それは突然襲ってきた。
ロンドンオリンピック ナデシコジャパンの準々決勝(と思う)を見て遅めの就寝
明け6日は客先へ直行の為、遅めの起床。
・13時過ぎ、帰社。事務処理始める。
・15時頃、同僚から喫煙に誘われ、表へ出る為エレベータへ乗る。
・エレベータの壁に寄りかかり、1F到着。身体を起した際に後頭部(延髄の辺り)に
 痛みが走る
・同時に、歩き方がおかしい(右側に引っ張られる感じと足が上手く運べない)
・右手で持った煙草を口元へ運べない

今迄にない感覚であった為、恐くなると当時に倒れるかもと恐怖が遅い
急いでオフィスへ戻るが10分経過した時点で症状が回復。
念のため、早退し17時頃、脳神経病院へ向う。

・病院到着後、トイレへ向うが、軽いめまいが発生。
・急いでロビーへ戻るが、上下左右が分からない程、激しいめまいが襲う。
・ナースを呼んで、診断室へ抱えられるように入る。めまいで立っていられない。
・上司、妻も到着

診断開始
・症状を伝えるが、医師からは熱中症ではとの見解
・そんなわけはないと訴えると、MRI検査実施
・MRI検査では問題なしとの診断
・帰宅を促されるが、今迄感じた事がない感覚であった為、一泊させて
 もらえるよう依頼。初めて病院に泊まる・・

ここから、私の5ヶ月に渡る闘病(急性期~回復期)が始まる・・

翌朝、脳外科担当部長から「脳梗塞と思われるので再度MRI検査します」と
淡々と語られる。
検査開始。20分程度か?検査終わり。
1時間後には、脳梗塞との診断。呆然となる。妻は泣いている。
後から聞かされたが、小脳梗塞と合せて、脳幹(延髄)にも梗塞を発症。
この脳幹梗塞が命に関わる部分の可能性があり、覚悟してほしいと言われたとの事。
医師からは、私には2週間の絶対安静のみ伝えられる。

ここまでが2012年8月6日から7日に起こった出来事である。

MRI検査と併せ、血液検査等も行い、血圧 血液検査共に正常との見解。
ただし、40歳ごろから所謂肥満の傾向ありとの診断はあり

2012年8月6日発症当時の生活状況
・身長 175cm
・体重 82kg
・喫煙あり(20本/日)
・酒はたしなむ程度
・暴食(外食が多かった。牛丼・ファーストフード等)
・慢性的な寝不足

記:2013年3月某日

このブログは私個人の感想です。
医学的根拠に沿った内容ではありませんので
ご承知ください。